肌の水分量と水を飲むことの関係
美肌を手に入れるには、水を飲むことが大事だと昔から言いますよね。それで、実際にそうなのか調べてみました。
宇津木龍一先生の「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」では、宇津木先生が
「水を飲めば、肌の水分量は増える?」
という質問に答えて、
「はい。体中の細胞に水が供給されて、肌もうるおいます」
と答えていらっしゃいます。
さらに、
「外からでは肌に水を補うことはできません。かえって肌を乾燥させるだけです」とも書かれていました。
「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法【電子書籍】[ 宇津木龍一 ]
昔から言われていた「肌をきれいにするには、水を飲むことが必要だ」ということは、やはり正しかったのですね。
1日に必要な水分摂取量
尿や汗など、私達の体からは1日に2.5リットルの水分が出ていってしまうそうです。
食事やお茶、コーヒーなどで半分ぐらいは水分を摂取できるのですが、あとの半分くらいは意識して水を飲む必要があるようです。
一日に1.5~2リットルの水を摂取するよう勧めている専門家が多いです。
近年は猛暑が続き、熱中症対策をするように勧められていますが、汗を大量にかく夏には、意識して多めに水分を摂る必要があります。
水分のとり方
水分はいっぺんに多量を摂取するのではなく、一日のうち何回かに分けて、少しずつ摂るとよいとのことです。
1回で多量の水を摂るのはそもそも難しいですし、一遍に多量の水を摂取すると、一気に出ていってしまって無駄になるようです。
私は日頃から水をよく飲む方なのですが、夏以外の季節に、夏と同じように水を飲んでいると、お腹が冷えて下痢になることがよくあります(笑)。
やはり時間を空けて、少しずつ水分を摂ることが重要だと思います。
また、食事をとらずに、一日2~3リットルの水を飲むなど、不自然な方法もよくないようです。水中毒になる恐れがあるとのことです。
水中毒とは、水分のとりすぎによる中毒症状で、血液検査をして、低ナトリウム血症の状態になっていることを指します。
水をあまり大量に飲むと、血中にもともとあったナトリウムの濃度が低くなり、中毒症状が起きるそうです。
中毒の症状は軽度の疲労感から始まり、ナトリウム濃度が低下するにつれて、けいれんや昏睡といった重い症状が出ることがあります。
最悪の場合は、死に至ることもあるそうです。
不自然な水のとり方はすべきではないのですね。
どのような水を摂ると良いのか
宇津木先生はミネラルウォーターではなく、軟水を摂ることを勧めていらっしゃいます。
私達日本人は、軟水の国で育っていて、軟水に慣れているからです。
でも、いろんな種類の水を試して、飲みやすいものを見つけるのもよいのではないでしょうか。 美肌のためだけではなく、体の健康を保つためにも必要な水。毎日何回かにわけて、きちんと摂っていきたいですね。