50代で肌断食をして、効果があるのか?
肌断食を50代で始めることについて考えてみたいと思います。
肌の状態をもっと良くしたいと考えて、化粧品を使わないシンプルケアの肌断食に興味を持った方も多いのではないでしょうか。でも、
私はもう50代だし、効果がないかもしれない。
50代の私が肌断食をすると、かえって肌にトラブルが生じるかもしれない。
そう思って、肌断食をするのをためらっている方もいるかもしれません。
この記事では、50代で肌断食をした時の効果やメリット、デメリットをお伝えします。
さらに、肌断食をやってみようと思われた方のために、やり方もご紹介します。
この記事を読み終えると、50代で肌断食をするとどうなるかがわかり、肌断食をやるべきかどうか、判断できるようになるでしょう。

宇津木式肌断食 ― 宇津木先生の考え
肌断食を提唱している宇津木龍一先生は、「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」という本の中で、肌断食について、
「年齢、性別も問いませんし、肌質も問いません。男性でも女性でも、10代でも20代でも、40代でも、70代、80代でもかまいません。何歳でもはじめられます」
と述べられています。
化粧品の使用をやめて、乾燥が気になる時には少量のワセリンをつけるという方法。
それは、肌のトラブルがあって皮膚科を受診した時に、先生から指示されることだからです。
肌断食を50代で始めた私に、効果はあったのか
2019年4月末に肌断食を始めて、約10ヶ月が経過しました。
50代で始めたのですが、効果があったのかと尋ねられたら、
「あった」
と答えます。どういう効果があったのかは、これから詳しくお話します。
また、50代で肌断食をしている方のブログを読むと、やはり効果やメリットを感じていらっしゃる方が多いですね。
美容法は人によって合う、合わないがありますので、続けられない方も当然いらっしゃるでしょう。
ただ、続けることができれば、効果を実感できるのではないかと思います。
私が50代で肌断食を始めたきっかけ
前にも話しましたが、私が肌断食を始めたのは、長年ニキビやニキビ跡、肌の赤みに悩んできたからです。
50代になっても肌の状態が良くなりませんでしたが、ある時ふと、
「顔以外の肌には何も問題がないのに、どうして顔だけにトラブルが起きるのか」
と考えたことがきっかけになりました。
顔にはスキンケア商品や化粧品をたくさん塗っていましたが、その他の箇所はクリームをつける以外はほとんど何もしていませんでした。
そのことから、「顔も何もつけなかったら、状態がよくなるのではないか」 と考えたのです。
そして、調べてみたところ、肌断食という美容法があることがわかりました。
肌断食のメリット、デメリット
肌のトラブルを解消したいと考えて、肌断食を始めた私。
ここで、これまでの体験を踏まえて、肌断食のメリットとデメリットをお伝えしたいと思います。
メリット
- 肌が白くなった
- 肌の赤みが少し薄くなった
- ニキビの治りが早くなった
- シミが若干薄くなった
- スキンケア商品や化粧品を買わなくなったので、お金が節約できた
まず、「肌が白くなった。肌の赤みが少し薄くなった」ことについてですが、肌が白くなったというのは、わかりやすい変化だと思います。
私は肌の赤みが強かったのですが、肌断食を始めてからは少し薄くなってきました。
ただ、赤みが完全になくなったわけではありません。
長年肌のトラブルに悩んできたので、状態が良くなるのも時間がかかるのだと思います。
また、クリームなどで肌を覆うことがないせいか、ニキビができても治りが早くなりました。
ただ、ニキビができなくなったわけではありません。
シミは若干薄くなったような気がします。
肌断食を始めると、まず効果を実感するのは、お金が節約できることかもしれません(笑)。
肌断食で使う商品は比較的安いですし、高価な化粧品を使わなくなるので、肌の手入れにお金がかからなくなります。
デメリット
- 始めてから1~2ヶ月は、肌がとても乾燥し、肌もひどい状態になる
- 肌のお手入れを念入りにしたい人には物足りない?
- 神経質な人には合わないかも・・・。
肌断食の最大のデメリットであり、障害となるのは、始めてから1~2ヶ月は、肌がとても乾燥し、肌もひどい状態になることでしょう。
この期間は、粉吹きもするし、角栓もたくさんできるし、角質の塊のようなものもできました。
接客業をしている方など、そのような肌の状態では困る方も多いと思います。
この時期を乗り越えられるかどうかが、肌断食の大きなポイントです。
また、高価な化粧品を使って、お手入れをするのを楽しまれていた方にとっては、肌断食はちょっと物足りないかもしれませんね。
細かいことが気になる方は、こすりすぎない洗顔法や肌の変化など、受け入れられないことがあるかもしれません。
向き不向きはやっぱりあると思います。
ある程度年をとってから始める肌断食では、
- シミが濃くならないか、シミが増えないか
- シワが増えないか
が気になる方もいらっしゃるでしょう。
私の体験では、そのようなことはありませんでした。シミやシワについては別に記事を書きましたので、よろしければご覧ください。
肌断食のやり方
ここまで読んで、肌断食をやってみようかと思われた方もいるかもしれません。
そういう方のために、宇津木先生が勧める肌断食のやり方を簡単にまとめます。
詳しくは、宇津木龍一先生の「肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法」などの本を参考にされると良いと思います。
・洗顔料を使わず、水だけで洗顔
石けんを使いたい場合は、純石けん(成分に「せっけん素地」、「石けん素地、水」とだけ書かれているもの)を使う 。
私は以下の石鹸を使っています。

・スキンケア商品は使わない
乾燥が気になる時だけ、白色ワセリンを微量使う。
私は以下のワセリンを使っています。

・化粧品は極力使わない
ファンデーションはパウダリータイプを。下地にはごく少量のワセリンを使用。ポイントメイクは可。
私は以下のファンデーションを使用しています。


・10~15分程度の外出には日焼け止めは使わない
それより長時間外にいる時は、ワセリンベースの日焼け止めを使用。
ワセリンベースの日焼け止めを入手できない場合は、紫外線吸収剤を使っていない日焼け止めを使う。

ヘアケア商品やヘアカラーも使わない方がよいとのことですが、私は両方とも使っています。
髪は臭いが気になるので、お湯だけで洗い流すことと、シャンプーとトリートメントを使う洗髪を交互にしています。
1回お湯だけで洗髪したら、次回はシャンプーとトリートメントを使い、その次はお湯だけで洗髪するというパターンです。
ヘアカラーも、やはり髪は染めたいので、1ヶ月半に1回使っています。

肌断食で遭遇するトラブル
肌断食を始めてから1~2ヶ月は特にそうですが、その後も肌の乾燥は気になると思います。
肌が乾燥したり、粉吹きがみられたら、微量の白色ワセリンをつけましょう。
ワセリンは石油を原料としていますが、酸化するまでに数年かかり、肌を刺激しにくいという特徴があります。
また、肌の中に浸透しにくいので、肌にとってとてもやさしい素材です。 このため、皮膚病ややけどの際に、患部を保護する役割で使われます。
ワセリンの中でも純度の高いものは白色ワセリンと呼ばれています。肌に使うのは、白色ワセリンにしましょう。
また、ワセリンは、粉吹きが見られたり、かゆみやチクチクを感じるところにだけ、微量をつけます。
目元が乾燥していて、小ジワが気になる時に目元につけたり、唇につけるのはオッケーです。
肌の状態をよくするために
肌断食以外にも、肌の状態をよくするためにできることがあります。それは食生活、生活習慣の改善です。
食生活で気をつけること
- ビタミンCをはじめとするビタミン類、食物繊維、タンパク質を摂る
- コーヒーなどの刺激物の摂取を控える
生活習慣
- 睡眠を十分とって、規則正しい生活習慣にする
- ストレスをためない
- 適度な運動をする
まとめ
これまでお話してきたことをまとめます。
- 肌断食は50代で始めても、効果がある
- 肌断食のメリット、デメリットを理解して、肌断食をするかどうか判断する
- 肌断食のやり方を理解する
- 肌の状態をよくするためには、食生活や生活習慣を改善することも必要
人によって合う、合わないはありますが、興味のある方は一度肌断食を試してみられてはいかがでしょうか。
また、肌断食をしている際に、肌に異常がみられたら、早めに皮膚科を受診することをお勧めします。
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