イラスト緑花
肌断食には興味があるけど、化粧品やスキンケア商品をいっぺんにやめてしまうのには抵抗があるという方もいらっしゃると思います。
また、人前に出るお仕事や、人と接する機会の多い生活を送っていらっしゃる方は、角栓や乾燥が気になる肌では困るかもしれません。
角栓や肌の乾燥は、肌断食開始後1~2ヵ月の頃に直面することが多い問題です。
そういう方々が、肌への負担ができるだけ少ないメイクやスキンケアをするにはどうしたらよいのか考えてみました。
できることからトライしてみて、ご自分に合う方法を探していっていただきたいと思います。
本格的な肌断食を始められない方にお勧めの方法
いきなり肌断食にトライすることには抵抗があるという方には、以下の方法があると思います。
- 週末にだけ肌断食をする
- まず、クレンジングをやめる
- 石けんオフできる化粧品や日焼け止めを使う
週末にだけ肌断食をする
最初にこの項目を挙げてはいるのですが、週末だけの肌断食、実は私は積極的にはオススメしません。
というのも、自分がかつて挫折したことがあるからです。

本格的な肌断食を始める2年ほど前に、週末だけの肌断食にトライしたのですが、肌の乾燥に耐えきれずにやめてしまいました。
当時は十分な知識がなく、覚悟もできていなかったのが、大きな要因だと思います。
また、週末だけの肌断食にトライしたのは40代後半で、若い頃より乾燥しやすい肌になっていたことも、挫折の原因だったかもしれません。
20代や30代の若い方や、私ほど乾燥肌でない方であれば、それほど乾燥を苦にせずに週末だけの肌断食ができる可能性があります。
週末だけの肌断食には、日頃のスキンケアやメイクをやめることによって、ありのままの肌の状態を知ることができるというメリットがあります。
また、スキンケアを再開した時、化粧水などスキンケア商品の浸透がよくなるというのも効果の一つだと言う方もいます。
いずれにせよ、週末だけのことですから、気軽にチャレンジできそうですね。無理だと思ったら、やめればいいだけのことですし。
まず、クレンジングをやめる
私がお勧めしたいのはこの方法です。
肌断食を提唱されている宇津木龍一先生によると、「クレンジングは、肌の健康の要であり保湿の要である自家保湿因子までひと拭きで落としてしまいます」とのことです。
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クレンジングはそれだけ強力だということですね。メイクを落とすだけでなく、肌がもともと持っている大切な成分まで、簡単に除去しまいます。
クレンジングを使っていると乾燥肌になって、どうしても他のスキンケア商品を使いたくなります。
クレンジングをやめると、肌はだいぶ変わってくるそうです。
宇津木先生は、クレンジングをやめたら、次はクリーム、乳液、美容液、化粧水の順でやめていくことを勧めています。
クリームは界面活性剤が使われています。界面活性剤は細胞間脂質を溶かして、皮膚のバリアを容易に破壊します。
完全にやめることが難しければ、使う化粧品の数を減らしたり、1回に使う量を徐々に減らしたり、使う頻度を減らしていくとよいでしょう。
石けんオフできる化粧品や日焼け止めを使う

クレンジングをやめるためには、クレンジングでなくても落ちる化粧品や日焼け止めを使うようにするとよいでしょう。
このブログでも、石けんオフできるファンデーションや日焼け止めをご紹介してきました。簡単に入手できますので、試してみられるとよいと思います。
このようなタイプのファンデーションにはだいたいトライアルキットが用意されていますので、使い心地や使った後の肌の状態などをチェックすることもできます。



日焼け止めに関して言えば、15分程度の外出ならば、日焼け止めをつけずに日傘や帽子で紫外線対策をするとよいでしょう。
洗顔料ではなく純石けんを使う、時には水だけで洗顔するなど、できることから始めてみましょう。
まとめ
肌断食に興味はあっても、仕事や生活の環境で、化粧品やスキンケア商品の使用をいっぺんにやめられない人には、以下の方法があります。
- 週末にだけ肌断食をする
- まず、クレンジングをやめる
- 石けんオフできる化粧品や日焼け止めを使う
この記事を書いていて、全てをいっぺんにやめなくてもできることは結構あると感じました。
クレンジングをやめて、石けんで落とせる化粧品や日焼け止めに変えたり、クリームをつける量を極力少なくして、徐々にやめていったり。
使う化粧品の数をできるだけ少なくしたり、使う頻度を少なくしたり。工夫しだいでいろいろなやり方ができると思います。
そして、このようなやり方に慣れたら、本格的な肌断食にもそれほど抵抗がなくなっていることでしょう。
まずは肌断食について十分な知識を得てから、トライしてみてください!