フリーイラスト素材集 ジャパクリップ
日焼け防止効果の高い日傘を選ぶためのポイント

何回も書いていますが、肌断食をしている私。
日焼け止めも長時間外にいる時はつけます。
でも、15分程度の外出なら、日傘や帽子などでガードした方が肌のダメージが抑えられます。
そろそろ紫外線が気になってくる頃ですね。
紫外線によるダメージを抑えるには、どのような日傘を選んだらよいのか調べてみました!
読み終わると、日焼けを防止するための商品選びのポイントがわかります!
日傘の選び方

ここからは日傘を選ぶ時のポイントをお伝えします。
UVカット効果から見た日傘の種類
日傘にはUVカット素材を使用している商品と、UVカット加工が施してある商品があります。
UVカット加工にはPU(ポリウレタン)加工が用いられることが多いです。
このコーティングをするとUVカット率は90%以上になって、UVカットという表示が可能になります。

最近は紫外線だけでなく、太陽光そのものを通さない傘もあります。
それが遮光傘です。
遮光率が99%以上ないと、「遮光」という表示ができません。
「遮光」と表示されている商品は、基本的にUVカット率が99%以上あると考えることができます。
日傘の色

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黒の日傘は、紫外線をカットする効果が高いとよく言われます。
それは、色そのものの性質で、白は紫外線を反射し、黒は紫外線を吸収するからです。
ただ、UVカット加工を施している傘は生地の表面に薬品が使われています。
使い始めはどの色でも効果はあまり変わりません。
時間がたって、UVカット加工の効果が薄れてきた時に、効果の違いが出ます。
黒の方が紫外線を吸収する効果が高く、照り返しにも効果を発揮するということのようです。
素材や生地の構造自体がUVカット効果のあるものであれば、どの色でも問題はなさそうです。

私は日傘は見た目の涼しさも重要だと思います。
真夏に黒い日傘をさすのは、暑苦しくていやです。
今使っている日傘も薄いブルーです。
これから買い換える時も、涼しげな色合いで、しかもUVカット効果も高い商品を選びたいと思っています。
UVカット効果はいつまで続くのか

UVカット加工を施している日傘の紫外線防止効果は、2~3年で薄れる可能性が高いです。
施しているコーティングが摩擦などで剥がれてしまい、UV防止効果が低くなります。
私が使っている日傘は、もう5、6年たつな・・・。
それほど高い商品ではありませんでした。
ですから、素材そのものにUVカット効果があるのではなく、UVカット加工を施しているのだと思います。
生地もそれほど厚くないし、色も淡いブルーなので、UVカット効果はほとんどないかも(笑)。

でも、どこも壊れてない日傘を捨てて、新しい日傘を買うのは抵抗があります。
それで、何か方法はないかと探しました。
UVカットスプレーを表面に吹きかけると、UV効果が復活することがあるそうです。
でも、天然素材を使用している商品は、劣化によって紫外線が中に入り込むことがあり、効果は蘇らないとか。
おお。私の日傘は天然素材なので、諦めるしかないのか・・・。がっくり。
UVカット効果が少しでも長持ちする日傘を選ぶには

Photo by GIRLY DROP
日傘を長く使うなら、折りたたみ式より長傘のほうがよいです。
折りたたみの傘は、たたむ時に骨が生地にあたります。
また、カバンから出し入れする時に摩擦で生地が傷んで、コーティングがはがれるとのこと。
お出かけの目的に合わせて、折りたたみ式と長傘を使い分けるのもよいでしょう。
また、使用を開始した時からUVカットスプレーを定期的に使用するのもお勧めです。
UV加工の上に薬剤を上塗りすることになり、UVカットの寿命が長くなります。
私のように長年同じ日傘を使い続けたいという人は、素材そのものにUVカット効果があるものを選ぶとよいでしょう。
傘の構造によって紫外線防止効果があるものもお勧めです。

そのような傘を作っている会社やブランドを2つご紹介します。
日光アレルギーの方のことも考えて、紫外線(A波、B波)を100%カットする完全遮光日傘を製造しています。
UVカット処理ではなく、独自開発の3層構造の生地を使用しています。
内側の生地は照り返しにも配慮して、黒色になっています。
生地自体にUVカット効果があります。
このため、表側の生地はどのような色でも、どのような柄でも効果は変わらないそうです。
また、生地が破れない限りは、遮光率が低下することはありません。
手で摩擦を加えても、雨に当たっても遮光率はそのままだそうです。
インターネットのみの販売で、6ヶ月の無償補償がついています。

私がいつも買っていた日傘よりだいぶお高めです。
でも、2,3年で効果がなくなることを心配する必要がないのはいいですね。
ただ、内側に黒色を使用していると、圧迫感とか暑苦しさとかはないのかな?
確かに効果は高いのかもしれませんが。
そういう日傘をさしたことがないので、体験するしかないですね。

こちらのブランドも、日光アレルギーや日光過敏症の方のことを考えて、商品開発されています。
100%完全遮光の商品が揃っています。
サンバリア100と同じように、生地そのものが100%遮光構造です。
生地が破れない限り、汚れても摩擦しても遮光率が落ちることはありません。
内側にはブラックラミネートが施されていて、照りかえしによる害を防ぎます。
フェミニンなものからシンプルなものまで、様々な色やデザインの商品が揃っています。

兵庫県芦屋市に直営店があり、インターネットでも商品を販売しています。
楽天にも出店されていました。
商品価格は先ほどのサンバリア100と同じくらいです。
*楽天市場
*yahooショッピング
こちらのブランドは、帽子やサングラス、ストールや服など、さまざまな遮光商品が揃っています。

どこも悪くなっていないのに、新しい日傘に変えるのは抵抗があります。
でも、紫外線を防止するためにはしかたがないのかなあ。
今度買う時は、長年使えるように、生地そのものにUV防止効果のある商品を選びたいと思いました!
ちょっと高いけど(笑)。
まとめ

最後に紫外線防止効果の高い日傘の選び方をまとめます。
- 日傘にはUVカット加工を施した商品と、素材や構造そのものにUVカット効果がある商品がある
- UVカット加工を施した商品の紫外線防止効果は2,3年ぐらいしかもたない
- UVカット加工を施した商品の色は、使用当初はどの色でもよい。ただ、時間がたって効果が薄れてくると、黒の日傘の方が効果がある
- 素材や構造そのものにUVカット効果がある商品は、どの色でも同じ効果がある。破れない限り、UVカット効果(遮光効果)が持続する
せっかくさしているのだから、やはり少しでも紫外線防止効果が高いほうがいいですよね。
日傘選びのご参考になれば幸いです!