2019年4月末に肌断食を始めて、1年4ヶ月ほどが経過しました。
このブログでは、肌の変化を定期的にご報告しています。
最近、うれしいことに肌の状態がガン!っと上がった気がしています。
頬のあたりはニキビはありますが、数は減っているし、新しいニキビはあまりできない。
赤みもありますが、面積がだいぶ少なくなってきています。
何よりも、目と目の間の肌とか、ニキビや赤みの影響を受けていない部分の肌の状態が明らかによくなっています。
この肌の変化について気づいたことがあります。
今日は肌の変化のしかたについてお話しします。
肌の変化とターンオーバー
いきなり答えを出してしまいましたが、これなんです。気づいたことというのは。
肌の変化のサイクル
これまでの私の肌の変化を振り返ってみますと、
肌断食開始~開始後6ヶ月になるまで
肌の乾燥、角栓、粉吹きがひどく、ひたすら耐えていました。
正直、肌の良化を感じるどころではありませんでした。
開始後6ヶ月頃
この頃になって、やっと肌の変化を感じるようになりました。
具体的には、肌の赤みが薄くなってきて、家族にも変化を指摘されるようになりました。
それから現在まで
その後、現在に至るまで、肌は確実に良化しています。
でも、いつもいつも肌の変化を感じているわけではないんです。
今月は先月と比べて、それほど変わっていないなと思うこともけっこうあります。
肌の変化の仕方はこんな感じです。
肌の状態が大幅に良化した!と思う時期がある
↓
その後、2、3ヶ月はそれほどの変化がない
↓
また、肌の状態が大幅に良化した!と思う時期がやってくる
↓
その後、2、3ヶ月はそれほどの変化がない
こういうサイクルを繰り返していることに気づきました。
肌の変化とターンオーバーの関係
それで、この2、3ヶ月の停滞期というのは何なんだろうと考えてみました。
すると、思い当たることがありました。
そう、それがターンオーバー。
以下の記事にも書いたんですが、50代の私のターンオーバーの周期は約75日。
2ヶ月半くらいの周期なんですよね。
これがいわゆる停滞期というやつでは。
肌の状態が大幅に良くなったと気づくのは、おそらくターンオーバーの時期なんですね。
ターンオーバーの時期には、角層の表面にあった角質細胞が、保湿バリアとしての大切な役割を終えます。
そして、垢になってはがれ落ちます。
その後、下にあった角質細胞が表面に押し上げられて、保湿バリアとして働き始めます。
50代の私は、表面に出てきた角質細胞が、役割を終えて剥がれ落ちるまで約75日かかります。
その75日間は、肌の変化があまり感じられないのだと思います。
ちなみに、他の年代のターンオーバーの周期は以下の通りです。
20代で約28日、30代で約40日、40代で約55日、60代で約90日
ですから、若い方は停滞期が短いんですよね。
それでも1ヶ月くらいは肌の変化を感じにくい時期があります。
だからと言って、ある程度年を重ねた方が、ターンオーバーの周期を短くしようとするのはよくないらしいです。
ターンオーバーの周期が短いと、角質細胞が未成熟のまま肌の表面に押し出されることになります。
未成熟の角質細胞は天然保湿因子を十分に含んでおらず、乾燥しています。
このため、保湿バリアの役割をうまく果たすことができません。
また、役割を終えた後もうまく剥がれ落ちることができず、肌の表面に残ってしまいます。
やはり、年齢相応のターンオーバーの周期を維持するということが大事なんですね。
正しいケアをやっているはずなのに、肌がなかなか変化しないと思われている方。
肌のターンオーバーの時期が関係しているかもしれませんよ。
私は肌断食をしていて、スキンケア商品や化粧品を日頃ほとんど使っていません。
これが本来の肌の変化の仕方だと思います。
肌の状態が良くなったと思っても、その後短くても1ヶ月ほどは、また変化が感じられない時期がやってきます。
それでも、諦めずに正しいと思うケアをしていれば、ターンオーバーの頃に一気に肌の状態が良くなると思います。
以上、私の肌の変化の様子を観察していて感じたことでした。
なかなか肌の状態が変化しないと思う方は、こういう視点で肌を観察してはいかがでしょうか。
ご参考になれば幸いです。