肌断食をしている人たちのことが気になって、よくツイッターでも検索しています。
すると、短期間でやめてしまう人が結構いることがわかりました。
もちろん合う合わないはあります。
実際に試してみて、スキンケア商品や化粧品でケアしたいと思う方は、それはそれでいいと思います。
でも、意欲を持って始めたのに、短期間であきらめることになってはもったいない。
今日は挫折を防ぐために気をつけたいことをお伝えします。
これからお伝えすることを意識するだけで、肌断食を継続できる確率が上がると思います。
ぜひご参考になさってください!
まず、肌断食を正しく理解する
ツイッターを見ていると、
肌断食を始めて1週間たったけど、肌がすごく乾燥してる。肌断食って何がいいの
というようなツイートを見ることがあります。
そういう発言を見るたびに、肌断食を十分に理解できていないのだなと思います。
また、始める前に肌断食についてちゃんと理解していれば、挫折しないですむのにとも思います。
このブログでも、肌断食や、何もつけないケアを提唱している方の本やブログを紹介してきました。
私は宇津木龍一先生の以下の本に従って肌断食をしてきました。
でも、他の本やブログでもいいと思います。
肌のしくみや肌断食の考え方をちゃんと理解して始めれば、挫折の確率は低くなります。
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肌断食をしていると、特に最初のうちは乾燥したり、角栓がたくさん出たりします。
このまま続けていいのかどうか迷うこともあります。
そのような時にも、肌断食の本やブログを参考にすると、迷いがなくなります。
肌断食を自己流でやらない
この記事でご紹介する3つのことは、すべてつながっています。
最初は自己流でやらないということも大事です。
肌断食と言うと、化粧品もスキンケア商品も全部使わない方法だと思い込んでいる人もいます。
よく知らずに始めてしまって、続けられなくなってしまうのです。
でも、これまでにご紹介した本やブログを読むと、肌断食のやり方は決してそうではないことがわかります。
例えば、宇津木先生のケア方法では、水やお湯だけで洗顔することが理想です。
でも、純石けんを用いた洗顔も認められています。
通常は水やお湯だけを使います。
両手を洗面器のような形にして、水やお湯をそっと押し付けるようにして洗います。
でも、もう少しよく洗いたいと思う時もありますよね。
その場合は指の腹を使い、豆腐やプリンをなでるようにそっと洗うという指示があります。
ファンデーションを塗った時などは、クレンジングを使わず、純石けんで落とします。
それを知らずに、「水やお湯だけで洗顔しなくちゃいけないんだ」と思っていると、うまくいきません。
化粧品やスキンケア商品をいっぺんにやめることが難しい方もいると思います。
宇津木先生は、そういう方には肌に対する害が大きいものから順番にやめていくことを勧めています。
また、乾燥がひどくても、何もつけてはいけないと頑張っている人もいます。
でも、乾燥がつらかったら、ワセリンはつけることができます。
量が多すぎないようにすることだけを気をつければいいのです。
まずは肌断食に関する知識を深めて、基本のやり方を知ることが大切です。
肌断食を始めたら、やりやすいように細部は変えるとよいでしょう。
肌断食では、洗髪の際にシャンプーやトリートメントを使うのをやめて、湯シャンをすることを勧められます。
でも、私は湯シャンを完全にはやっていません。
シャンプーやトリートメントを使う頻度を少なくして、4日に1度使うことにしています。
シャンプーなどを全く使わないのは、やっぱり臭いが気になるからです。
それを我慢しようという気にはなれませんでした。
だから、せめて頻度を少なくしようと思ったのです。
また、ヘアカラーもやめたほうがよいと言われます。
でも、私はやっぱりやりたいのでやっています。
今のところは頭皮や髪の状態に問題はないので、ここらへんは臨機応変でよいと思っています。
肌断食に即効性を期待しない
photoAC
化粧品と同じように、肌断食にも即効性を期待する人が多いと感じます。
新しい美容法を始めれば結果が気になります。
また、このような特殊な方法を始めれば、毎日の肌の変化が特に気になるでしょう。
その気持ちは私にも十分にわかります。
でも、肌ってそんなに短期間で変化しません。
いくら若い人でも、1週間や2週間で変化がわかることはあまりないです。
特に年齢を重ねて、長年スキンケア商品や化粧品でケアを続けてきた人ほど、変化が遅いです。
50代で肌トラブルをたくさん抱えている私は、肌が変わってきたと人に言われるまでに半年かかりました。
最初の1、2ヶ月は乾燥がひどかったです。
角栓もできるし、角質の塊みたいなものもできて、とてもつらい思いをしました。
このような辛い経験をしないラッキーな方もいるようです。
でも、多くの方はこの時期に大きな壁を乗り越える必要があります。
年齢やもとの肌の状態、それまでのケアの仕方によって、肌が変化する時期が違います。
でも、肌断食をすると肌が本来の状態に戻ります。
時間はかかっても、肌の状態はちゃんと改善します。
私はニキビやニキビ跡、肌の赤みに長年苦しんできました。
それでも、肌断食を始めて1年がたった今、肌の状態がよくなってきていることを実感しています。
即効性を求めず、毎日の肌の変化にあまりこだわりすぎないことをお勧めします。
気持ちをゆったり持って、肌断食を続けていってほしいです。
まとめ
肌断食に挫折しないために、大切だと思うことをまとめます。
- 肌断食に関する正しい知識を得てから始めること
- 自己流でやらないこと。基本のやり方を知り、細部はやりやすいようにアレンジしても可
- 即効性を求めないこと。肌の変化には時間がかかります
肌断食はどうしても続けなくてはいけないものではありません。
本当に合わないのに無理をして続けて、深刻な状態になっても困ります。
ただ、意欲を持って肌断食を始めたのに、続けられないのはとても残念です。
そこで、肌断食を続けるためのヒントをお伝えしました。
まずは、肌断食でもご自分に合いそうな方法を選んで、知識を得ることから始めましょう!