いらすとや
このブログをチェックしていて、大事な項目にまだ触れていないことがわかりました。
それはビタミンB群の美肌効果です。
私は顔の肌とは違う箇所にトラブルがあって、1年以上皮膚科に通っています。皮膚科では、ビタミンB2の錠剤をいつも処方されています。
また、皮膚科の薬を飲んでいない時も、ビタミンB群のサプリを飲んでいました。
ビタミンB群のサプリをどうして飲んでいたかというと、「肌にいいって聞いたから」。
でも、よく考えてみると、ビタミンB群がどう肌によいのか、はっきりとは知らない・・・。
そこで、今回はビタミンB群の美肌効果について調べてみました。
この記事を読み終わると、ビタミンB群とはどういうもので、肌にどのような効果があるのかがわかります。
また、ビタミンB群はどのように摂ったらいいのかもお伝えします!
ビタミンB群とは
人間の体は、たんばく質、糖質、脂質の三大栄養素をエネルギー源として動いています。
この三大栄養素の働きを助けるのに、ビタミンやミネラルは欠かせません。
ビタミンは、これまでご紹介してきたビタミンAやビタミンCも含めて13種類あります。
ビタミンB群は水溶性のビタミンで、以下の8種類があります。
- ビタミンB1(チアミン)
- ビタミンB2(リボフラビン)
- ビタミンB6(ピリドキシン)
- バタミンB12(シアノコバラミン)
- ナイアシン
- パントテン酸
- ビオチン
- 葉酸
水溶性ビタミンは体内に貯めておくことができず、余った分は排出されてしまうので、毎日摂取することが必要です。
パントテン酸や葉酸まで、ビタミンB群に分類されるとは知りませんでした。独立の栄養素だと思っていました。
ビタミンB群の美肌効果

いらすとや
美肌という点から言うと、まず取り上げるべきなのはビタミンB2でしょう。
ビタミンB群のなかでも、皮膚の健康に最も関わりが深い成分です。ビタミンB2には以下の効果があります。
- 肌のターンオーバーを促進し、肌の細胞の再生を助ける
- 皮膚や粘膜の保護
- 脂肪の代謝を助ける
- 口内炎、口角炎を予防する
- 疲労回復を助ける
私が皮膚科から処方されているのはビタミンB2の錠剤で、朝夕の1日2回飲むように言われています。
薬のはたらきを説明する紙には、「ビタミンB2欠乏による, 口角炎, 舌炎, 口内炎, 湿疹, 皮膚炎, 結膜炎などを治します」と書かれています。
私は以前、口角炎がよくできていたのですが、今はできなくなりました。この薬の効果があったのでしょうか。
ビタミンB2は「成長のビタミン」とも呼ばれているそうで、妊婦の方にも欠かせない栄養素です。
上にも挙げたように、ビタミンB2は脂肪の代謝に使われることが多いため、脂肪分の多い食事をすると不足しがちになります。
外食などで脂肪分の多い食事をした際には、意識してビタミンB2をとるようにしたいですね。
そういえば、私は健康診断でいつも悪玉コレステロールの数値が高いと指摘されます。脂肪分の多い食事というのも、心当たりがあります。
私の体のなかでも、脂肪の代謝にビタミンB2が大量に使われていて、不足しがちなのかもしれません。
このほかに美肌に効果があるビタミンBには、ビタミンB1があります。ビタミンB1には皮膚のかぶれを抑える働きがあります。
ビタミンB6はビタミンB2とともに皮脂をコントロールして、ニキビを改善してくれます。
一部のアミノ酸を作るのに必要とされる栄養素で、タンパク質を多量に摂ると、ビタミンB6も多量に消費されることになります。
ビタミンB6には皮膚、髪、歯を健康にし、成長を促進する作用があります。免疫機能の維持には欠かせません。
パントテン酸は美肌を維持する効果があり、コラーゲンの生成を助けるビタミンCと一緒に摂ると、免疫力がアップします。
ビオチン、ナイアシンは皮膚や粘膜の健康維持を助けます。
特に美肌効果に注目して、ビタミンB群の効果をお伝えしてきたんですけど・・・。
ここまでくると、「なんか肌に良さそうだから、ビタミンB群はまとめてとっとけ」というスタート地点に戻りそうです(爆)。
美肌づくりに効果的なビタミンB群の摂り方
上に挙げた美肌効果のあるビタミンB群の栄養素を、多く含む食材を挙げます。
- ビタミンB2→うなぎ、牛・鶏・豚のレバー、青魚、乳製品、納豆
- ビタミンB1→豚肉、玄米、枝豆、納豆
- ビタミンB6→赤身の魚、ヒレ肉やささみなどの脂が少ない肉類、バナナ
- パントテン酸→卵、ピーナッツ、サケ、イワシ、牛・鶏・豚のレバー
- ビオチン→酵母、キノコ類、レバー、ナッツ、卵黄、魚介類
- ナイアシン→魚介類、肉類の他、きのこ類、穀類
私のように、「ビタミンB群まとめてとっとけ」という方には、サプリなども便利ですよね。
私は今、以下のサプリを飲んでいます。
ビタミンB群の力を借りる栄養素
ビタミンB群は、何かと一緒に摂取すると効果が増大するというよりは、一緒に摂取したものの働きを助けるという作用があるようです。
タンパク質、脂質、糖質とビタミンB群を一緒に摂取すると、各栄養素の代謝が促進されます。
また、マグネシウムはビタミンB群と共に摂取すると、エネルギー変換を助ける効果が高まります。
疲労回復に効果があるクエン酸も、ビタミンB群と共に摂取すると、効果が増大します。
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まとめ
- ビタミンB群は水溶性のビタミンで、8種類のビタミンがある
- 美肌づくりと最も関係が深いのはビタミンB2。肌のターンオーバーの促進、皮膚や粘膜の保護、口内炎・口角炎の予防などの効果がある
- 他に肌に関わりの深いビタミンB群には、ビタミンB1、ビタミンB6、パントテン酸、ナイアシン、ビオチンがある
- ビタミンB群をまとめて摂取したい人は、サプリなども便利
- ビタミンB群は、他の栄養素の働きを高める
特に肌に対する効果に注目して、ビタミンB群についてお伝えしてきたわけですが、結論はやっぱり、
「肌にいいから、あれこれ考えずにビタミンB群、まとめてとっとけ」
でした(笑)。
もちろん、ビタミンB群は肌に対する効果だけでなく、健康作りにも欠かせない栄養素です。
ビタミンB群だけ摂取していれば、肌の状態が良くなるわけではありません。
でも、私は脂肪の代謝に問題がある可能性を指摘されているので、ビタミンB2は特に気をつけて、これからも摂取したほうがよいと思いました。
ご参考になれば幸いです!
*ビタミンB群以外にも、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEについて記事を書きました。よろしかったらご覧ください!


